隠れ家(仮)

足らぬ足らぬは工夫が足らぬ

戦争のリアルな惨たらしさ

あの戦争に美しかったものは何も無かった。脳内イメージだけでむやみに美化するものではなかろう。

 

餓死、衰弱死、マラリア死・赤痢死、熱射病死だけでなく、海に投げ出されて救助ボートにすがろうとしたら将校に軍刀で手をぶった切られて溺れ死ぬ等・・敵とカッコよく戦って死んだ人は死者の総数からするとむしろ少なかったらしい。

 

また、すぐにも死んだ方がまだ楽だと自殺した者、自決を強要された者なども戦争末期には多かった。1944年あたりで日本が降伏していたら九割程度の兵士は死ななくて済んだ(もちろん原子爆弾の出番も無かったわけだ)。

 

 

日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実 (中公新書)